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岡沢亮 contact: boiledend0320[@]gmail.com http://researchmap.jp/ryookazawa

『モダン・ファミリー』を観て英語を学ぶ

3家族を題材としたアメリカのコメディドラマ『モダン・ファミリー』のシーズン8を観ている。

モダン・ファミリー - Wikipedia

https://www.amazon.com/Modern-Family-Season-8/dp/B01LFSKGUO

直近でみた回では、ジェイが窃盗被害を避けるために1週間前から手配していた監視カメラが届いた日に、隣に黒人の一家が引っ越してきて、自分が差別主義者だと誤解されないかと焦る話などがあった(これも一回のエピソードを構成する小さなパーツのひとつだが)*1結局もとからそんな誤解はされていなかったが、自己紹介しあう際にジェイが新たな隣人の"By the way, I'm Shawn"を"Shawn Mbenza"みたいに「アフリカ的」なフルネームと聞き間違えるところで終わる。

英語の勉強という観点から言うと、話すのが速すぎるという問題とウィットに富みすぎているという問題がある。

前者については、南米からの移民で訛りのあるグロリア以外の登場人物ほぼ全員がジェシー・アイゼンバーグ並みの速さでまくしたててくるので、英検二級という高度なリスニング能力を持つ私でも到底に聞き取れない。この問題の解決策としては、英語字幕をつけるという方法がある。結果として英語字幕にかぶりつくことになるので、画面の印象がほとんどない回などが出てくる。

後者については、個々のストーリーだけでなく、ひとつひとつのセリフに込められた含意を理解するのが非常に難しい。たとえばSnow Ballと題されたエピソードのなかでは、高校のパーティで、ある学生が「ゲイみたいだと馬鹿にされた」と言っていて、視聴者はそういう仕方でバカにするような奴に関していろいろ想定するわけだが、実際にはオスカー・ワイルドみたいなゲイの学生が他の学生の格好を「ゲイのふりしてるのか」とからかい、からかわれた側は何も言えないという展開が待っていたりする。まずこの流れを理解するのにかなり時間がかかるうえ、セリフに関してはリアルタイムでは字幕を見てもほぼわからない。この問題にはいまのところ特に解決策がない。

このように英語の勉強になるかは心許ないが、というか英語の勉強をしてから観た方がいい気もするが、英語の勉強をしていると信じ込むのは難しくないし、あまり聞き取れなくてもとりあえず面白いのでお勧めです。

 

*1:ちなみに妻に「そんなことで差別主義者だと思われるの?」と聞かれた際に「年老いた白人のレイシストが典型的にどんな見た目をしてるか知らないからそう楽観的なんだ!」みたいなことを答えていた。